RGBの色空間(sRGB)に近い色再現を可能にしつつ、CMYK色領域の再現性を向上させたデジタル印刷システムです。
© KONICA MINOLTA
ディスプレイで見た色、デジカメで撮影した画像、それらは、通常の印刷に使われているCMYKより、広い色域を表すことができます。そのため、通常のCMYKインクやトナーでは、特に、ピンクや紫、明るい緑の色域が狭く、RGB画像を印刷すると、色がくすんだり、濁ったりしてしまいます。 bizhub PRESS C71hcは、それの問題を解決するため、通常のトナーの色域にこだわらない新しいトナーを、世界で唯一採用したプリンターです。 ハイクロマトナーの持つ広い色域で、卓越した表現力を実現できるbizhub PRESS C71hcで、新しい印刷の世界を体感してください。
C71hcは、従来のCMYKの色域に加え、夕焼けの紫、花のピンク、ハイキーなグリーンやブルー等、CMYKプリンターでは難しかった色が再現できる事が大きな特徴です。そのため、印刷物で、フォトグラファーやデザイナーの意図をより忠実に再現することができます。また、アパレルカタログや、ファッション系のアイテム写真等も、より本物に近い色の印刷物を提供することができます。
使用している広色域トナーは、従来のCMYKトナーより、高彩度で明るい色材を採用しているため、粒状感が少なく、肌のざらつき感が抑えられた滑らかなスキントーンが得られます。そのため、スタジオ写真の印刷、フォトブック印刷などに最適です。また、小ロットの化粧品やアパレル系のカタログ等でも、高品質な印刷物を提供します。
オフィス文書やCG等、画面で見ている画像はRGBで構成されているため、色域の狭い、従来のCMYKプリンターでは、一部の色が再現できません。ハイクロマトナーなら、より画面で見た印象に近い色を再現でき、プレゼンテーションにも威力を発揮します。
メニューやフォトブック、厚紙を使った販促のツール作成が可能で、普段あまり見かけない色を使ったインパクトのある名刺やショップカード、POPを作成できます。
紫や明るいグリーンなど、今までの印刷では、使うことがためらわれた色が使えるため、特徴のある印刷サービスを提供できるようになります。また、DMやクロスメディアによる顧客アプローチの際、モニター画面と印刷物の色の違いを最小限に抑えることができます。
SDGs
弊社では、長期環境ビジョン「エコビジョン2050」(2050年までに自社製品のライフサイクル全体におけるCO2排出量を2005年度比で80%削減する)を掲げるコニカミノルタの印刷機を採用し、更にFSC認証紙、非木材紙、グリーン電力紙、間伐紙、再生紙などのエシカルな紙材を利用したSDGs推進活動を積極的に進めています。
私たちはSDGsの達成に向けた活動を組み込むことで、社会的責任を果たすとともに、持続可能な未来を築くための役割を担っていきます。これらの取り組みは、お客様やパートナー企業との協力関係を深化させ、環境、社会、経済の三つの側面での持続可能性を追求するものとなります。
今後も、技術革新や新しい取り組みを通じて、より環境に配慮したサービスを提供し続ける所存です。私たちの活動が、より良い未来への一歩となることを期待しております。
FSC®認証制度とは、森林を適切に管理し、環境や地域社会に配慮しているかどうかを、第三者認証による徹底したシステムで評価し、認証する仕組みです。認証紙の利用促進は、適切な森林管理を行う林業者を支援し、森林保全に貢献することにつながります。
竹:強い繁殖力を持つ竹は周囲の里山や森林を侵食し、地すべりなどの災害を引き起こすとされています。竹の有効活用は、放置された竹林の問題解決につながります。
バガス:サトウキビから砂糖を絞ったあとの残りカスを用紙の原料に使用しています。
太陽光・風力・水力・地熱・バイオマスなどの自然エネルギーなどで発電される電力はグリーン電力と呼ばれています。発電事業者がグリーン電力で発電した電力に対し発行するグリーン電力証書を製紙メーカーが紙の製造にかかる電力相当量を購入し、グリーン電力を使用して製造しているとみなした用紙がグリーン電力紙です。
適切に間伐された森林は、太い幹としっかりとした枝葉によってCO2吸収量の拡大に貢献します。また、国産材(間伐材)の利用推進は適切な森林管理を行う地域経済への波及効果につながります。
紙をリサイクルすることで、紙ごみが資源として甦り、森林資源の節約につながります。近年はボール紙(板紙)のほか、書籍や雑誌、印刷用紙などへの再生利用が進められています。エコマーク認定製品や、グリーン購入法に適合した製品をご用意しております。